援デリ

 援デリって、本当に何処でもいますね。
セックス相手を探せるような場所なら、確実にいるって思っても間違いじゃありません。
まるでゴキやイエダニのような存在。
それが援デリって言えるんでしょうね。
素人を装うのが、とても簡単なのがネットの世界。
顔の見えない匿名性の世界なのです。
風俗業者が暗躍しやすい環境が整ってしまっているのです。

 僕も、やられてしまったんです。
まんまと騙されてしまったんです。
分かってはいたんですけどね。
もしかしたらみたいな部分に掛けちゃって、大失敗。
ちなみに、援デリって援助交際とデリヘルを掛け合わせて作られた造語です。
ネットの匿名性を活かして、素人のふりをする。
そして誰も相手にされないような、最下位クラスの風俗嬢を派遣するという手口なんです。
なんとなく知識はあっても、詳細は不明だったりして、思いっきり出会ってしまいました。

 どうにも我慢ができない日でした。
超ムラムラ。
ちんこが疼きつづけていました。
いつの間にかスマホ片手に、出会い系の掲示板を物色。
気になった女の子にメール送信してしまっていました。
援交デリバリー

 やりとりしたのが24歳の女の子で、ホ別2で会うことが可能と言ってくれました。
すぐにでも会える。
セックス出来る。
喜びに満ちて、やりとりをつづけ会うことになりました。
写メ送ってもらったら、ギャル系で可愛らしい。
よしという気持ちで、待ち合わせ場所へ行きました。

 それらしき女の子がいないのです。
おかしいな?
すると連絡が。
「今到着しました」
周囲を見渡すと、えっ?という人物がいました。
確かに年齢的には若そう。
その女、つかつかと近寄ってきて、挨拶してきました。
援デリかよ・・・一気に体の力が抜けていくのを感じました。

 仕方なしにホテルで一発。
もう虚しい一発。
射精できただけが唯一の救いかな?
そんな出会いでした。
略奪愛
離婚したい